ガチにクラシックピアノをやってきた人がジャズピアノ弾くときに。その1

mose音楽スクールの代表講師のコウイチです。
自分は東京音大出身ですが、今ではボイストレーナーとしての
顔の方が知られていますが、大学時代はピアノ専攻でした。
ずっとクラシック音楽を勉強してきました。

LIVE活動をするようになり、ポップスをやるようになりました。
作るメロディーはポップスですが、
コード進行がクラシックの和声進行のよう、
ストレートすぎて、今聞くと面白味がないサウンドになってます。

さらに大人になり、ジャズに触れて
こんなピアノが弾けるようになりたいと思い、
ジャズの本を買って勉強しましたが、
まぁ理解できなくて、真似事でジャズ風は出来てても、
これがジャズという演奏が弾けるようになったのは、
ある意味最近かもしれません。

ガチでクラシックピアノを弾いてきた人がジャズをやると。


ジャズを弾くうえで障害になったのが、
クラシックピアノの感覚です。
クラシックピアノを弾いてきた人で、
ジャズを弾きたいという人は結構いると思います。
自分の知り合いのジャズピアニストにも
クラシックあがりの人はいます。
感覚のスイッチを変えることが出来れば、
元々は指を動かすスキルはあるのですから、
ガチにクラシックをやってきた人が
ジャズを弾けないわけではありません。

その感覚を変えるスイッチのひとつですが、
「楽譜は見ない」
です。
正確に言うと「楽譜に頼らない」
楽譜を見て弾く、楽譜がないと弾けないという
この感覚を変えないと、
ジャズは弾けないと思います。

ざっくり言うと
クラシックは頭で演奏する
ジャズは体で演奏する
まぁクラシックも体を使って演奏はするのですが、
結局はロジックな感覚なのです。
もちろんジャズにも理論はあります。
決して自由度が高い音楽ではないです。
ひとつヒントとして、ジャズの練習は、
クラシックピアノで言うところの
ハノンの練習のように、
体に染みつくまで反復で練習するのが、
とにかく必要です。

次の機会には、具体的な練習の話をします。


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