発達に不安のあるお子さんが
小学校に入り、社会性が身に付くのが、
小学3年生頃でしょうか?
個人差はありますが、社会性が身についてくると、
自分の興味関心がないことでも、
取組もうとする姿勢が見られます。
レッスンに来てる生徒さんでも、
7歳を越えるあたりから、
レッスンに取組む姿勢も落着いてきます。
逆にそれまでの年齢では、
自分の興味のないことには、
全くと言ってほど関心は示しません。
講師としてそのような子どもに接する時に、
先ずは、子どものペースに合わせてあげます。
講師として毎回のレッスン前には、
その日のレッスン計画は立てます。
しかし発達に不安のある生徒さんのレッスンは、
計画通りに進むことはありません。
その時に、講師の柔軟性が求められます。
講師の気持ちとして難しいところは、
お金を頂いてレッスンをしているので、
何かしらスキルアップにつながる
レッスンにしたいという思いはあるところです。
子どものペースに合わせてしまうと、
スキルアップにつながるレッスンが
できない時もあります。
先々のために、「それでも良い」という
柔らかい発想も必要になります。
先ずは子どもとの信頼関係を作る。
そして、自分がどんな先生かを理解してもらう。
講師の指導が生きてくるのは、
そこから先になると思っています。
そのようなレッスンを実現させるためには、
親御さんとのコミュニケーションは大切です。
自分の考えは、きちんと伝えて、
無駄な時間を過ごしているわけではないことを、
知ってもらう努力は必要です。
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