Curtis Ray Dorseyを偲んで

Curtis Ray Dorseyを偲んで

結婚式、披露宴、パーティー、イベントに
出張生演奏をコーディネートする音楽の広場です。

音楽の広場が開業当初から、数々の会場で演者として、
素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた、
Curtis Ray Dorseyさんが、2023年11月に亡くなりました。
Rayさんは、Stand by meや、ラストダンスを私になど、
名曲を残したドゥーアップの伝説のグループ、
ドリフターズ(セカンド)のメンバーでした。
その実力は本物で、一流のシンガーというより、
エンターティナーでした。
ただ、日本での音楽活動は苦労もありましたので、
世界的なシンガーではありましたが、
音楽の広場のようなエージェント会社との現場も
快く請けてくれて、そのパーフォーマンスを
小さな会場でも実力を発揮してくれました。
彼のフランクな性格にも助けられました。

ただ、音には厳しい人でしたので、
スピーカーが天井に埋め込まれているだけの
音響の乏しい会場では、
サウンドチェック時に不機嫌になり、
控室で本番までケアしたりしてました。
自分たちエージェントは、
どんな環境でもベストを尽くすのが一流だと考えていますが、
Rayさんは、彼ができる最高のパフォーマンスを届けることこそ、
そこに来ている人への幸せに繋がると考えていて、
そのための環境は絶対必要という人でした。
今思えば、彼の考えもよくわかります。
とにかくサービス精神が凄くて、
タイトに組まれている披露宴の演奏でも、
お客様の反応が良いとアンコールをやりたがりました。
実際に予定していた演奏時間の2倍になってしまった
現場もあります。
新郎、新婦やゲストの方は大喜びでしたが、
私たちや会場スタッフは大慌てでした。
でもRayさんに幸せをもらった人たちはたくさんいます。

コロナ前から、なかなか一緒にできる仕事がなくなり、
クライアントさんに必ずといっていいほど、
Rayさんの良さをプレゼンしても、なかなか通らず、
コロナ後も連絡はとっていたものの、
ご一緒できる機会が全くもてなくなりました。
そして、彼の素晴らしい歌声とパーフォーマンスが
もう二度と見れなくなるお別れとなってしまいました。
本当にショックで、
エージェントとしては後悔ばかりしています。

音楽の広場では、目に見えて形に残る仕事は出来ませんでしたが、
日本の人気ドラマ「リーガル・ハイ」の挿入歌で、
Rayさんの声が流れた時には、「良かった」と本当に思いました。
形に残せる仕事が出来て、本当に良かったと思いました。


Rayさん、本当に長い間、よきパートナーとして
音楽の広場に力を与えてくれてありがとう。
あなたと過ごした多くの時間は、自分の誇りであり宝物です。
I will never forget you
Thank you Ray sun

パーティー、イベントにゴスペルを手配。出張生演奏のコーディネートは音楽の広場


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